849.ぼくが考えた「魔法先生ネギま! 353時間目」(昭和むけ)
【前回までのあらすじ】
ネギの計画(目的は不明)のため、人柱よろしく100年の眠りについたアスナ。しかし30年の寝坊というアスナっぷり。
アスナ「なんで今日に限って起こしてくれなかったのよ!このか!」
一言文句を言ってやろうと電話帳を探したがそこに「近衛」はなかった。法改正で木乃香がせっちゃんのところへ嫁に行ったので埼玉県から「近衛」姓は絶滅していたのだ。
アスナ「こんなことなら寝る前にau解約するんじゃなかったーっ!」
嘆くアスナの前に現れた2人の懐かしい顔・・・。
(今回は扉ページはありません)
アスナ「あ、あなた達は!ちゃおさん!・・エヴァちん!?」
エヴァっぽい人「フッ、懐かしいな、その呼び方。1000兆20万光年振りか・・・。」
超「『光年』は距離の単位ネ。」
エヴァっぽい人「今の私には時間も距離も、ましてや名など無い。私自身が概念。いわば全宇宙の概念的存在。」
超「概念サンは人類滅亡のあと、退屈しのぎに通信教育で習得した時間跳躍魔法で自在に過去と未来を行ったり来たり出来るようになたネ。ワタシの航時機も概念さんに魔力供給してもらてるヨ。」
アスナ「・・それよりアイツは、ネギはどうなっちゃったのよ?・・まさか本当に死んだの!?」
概念「うむ、アイツは・・・造物主と刺し違えた」
ここで5~6ページを費やして語られる真相!
ちゃぶ台を挟んでの朝食で些細なことが発端で開戦する親子対決ッ!!
父親の英国人とは思えない箸捌きに驚嘆するネギ!
ネギをあたかもヌンチャクのように振り回すナギ!
ネギ先生が透けて・・まるで半透明の「ドレス」!このスキルがあれば服などいりませんわ!!・・感化される高音(脱げ暦60余年)。
そしてアイツは勝った!
ナギの肉体を開放した代わりにネギの肉体を奪おうとする造物主の断末魔。申し訳程度に登場したジジイ言葉の少年やら墓所の主やらの霊体みたいなアレをも跳ね返す強靭さ。絶体絶命と思われたその時!
ドス黒い「闇」が造物主の魂を包み込んだ。「究極の理想主義者」「ミスターポジティブ」「造物主さんマジお花畑」と呼ばれたライフメーカーが最も忌み嫌うのが「負の感情」。闇の魔法を極めた主人公のソレが相反するモノを中和しそして浄化したのである。
・・人間に戻り一気に老け込むネギ。数日後に息を引き取ったという。
概念「だがヤツは満足しておった。立派だったぞ、この世界のネギ・スプリングフィールドは」
アスナ「・・『この世界』の?」
超「いや~、実を言うと、ワタシの平行世界移動実験が偶然魔法世界から地球に戻ろうとしていたアスナさんをマグリットポイント付近で巻き込んでシマタネ。今ここはアスナさんが元いた時間軸とは向こう三軒両隣辺りネ。」
アスナ「さっぱり意味がわからないアルよ!」
超「そう怒るな、ちゃんと元に戻すヨ。ただ平行世界移動は最低でも100年・・いや130年は間を開けないと危険・・とコイツが言ってるネ。」
アスナ「その小動物は・・・!」
それはザジが以前、超に渡した小動物だった。
超「小白龍と名付けたネ。渡界機はまだまだ夢のまた夢、平行世界移動は今はまだコイツの恩恵ヨ。」
概念「ワタシでもまだ平行世界移動は出来ない。大したものだな、魔界龍と言うものは。」
超「さあ、まずは130年の時間跳躍が必定、未来か過去、好きな方を選ぶネ。」
アスナ「未来か過去・・って、そりゃあ・・。」
場面変わって麻帆良学園卒業式。
柿崎美砂が卒業証書を受け取り、本来であれば次は神楽坂明日菜の番。だがそこに明日菜はいない。
学園長「か・・
神妙な表情で階段を上ろうとする春日美空。
学園長「かぐらざか明日菜!!」
講堂の入り口に現れたアスナを見つけ、学園長が機転を利かせたのだ。
アスナ「はいっ!!」
美空「ズコーっ!」
さよ「あすなしゃん?」
裕奈「明日菜!」
朝倉「待ってたよ、明日菜」
夕映「明日菜さん」
亜子「明日菜!?」
アキラ「明日菜・・。」
美砂「明日菜」
美空「あ・す・にゃ・・」美空はズッコけたまま床に頭を突き刺して倒立していた。
茶々「声紋、完全に本人と一致」
釘宮「明日菜!」
古菲「見覚えある人アル」
刹那「アスナ・・さん・・(号泣)」
パル「お約束はいいもんだ」
木乃香「あすなーっ!!!」
まき絵「アスナ!」
桜子「明日菜!」
真名「出世払い」
楓「明日菜殿!」
千鶴「あらあら、ウフフ」
双子「あすな~~!」
千雨「神楽坂・・」
葉加瀬「・・ちゃおさん?」
エヴァ「フン、戻って来おったか」
のどか「あすなさん・・」
夏美「明日菜(涙)」
あやか「明日菜さん・・・・・。」
五月 あすなさん!
ザジ「・・・。」
ネギ「アスナさん・・なんで裸なんですか!?」
アスナ「うぇええっ!!?」(辛うじてブラのみ装着)
超「シマタ、アスナの普通の制服ではタイムリープに耐えられなかったネ。」
ネギ「こうなったら・・・ふぇ、ふぇっくし!!」
ネギくん人生最大の武装解除で講堂中の人々の服が吹き飛ぶ。・・・それはあたかも、卒業を祝福する桜吹雪のようであった。
見開きページ。全員全裸で記念撮影。アスナは卒業証書が無いので代わりに残ったブラを空に投げる。(完)
・・・と思ったけど1ページオマケ。
超「アスナを戻してしまってよかたのか?」
概念「ヤツは障害が多いほど悦びを感じるタイプだからな。未来は白紙、ヤルだろう、ワタシの弟子ならば。」
そこへ一人のホームレス風の男が現れ声をかける。
男「あれぇ、お前概念じゃね?」
概念「・・・お前・・・ナギ!?バカな、この時代では世界樹の下で眠ってるハズでは!?」
ナギ「そうそう、オレもお前と同じ概念でさあ。・・ビッグバンとか3回くらい見た。」
超「桁違いネ!」
ナギ「5、6年前?故郷のウェールズを訪ねた時、息子に杖やっちまったんだが、考えてみたらオレ、アレがないと時間跳躍魔法が使えないんだった。でこの有様よぉ。」
概念「・・ということは余っているのだな。来るか、私と共に(と言って手を差し伸べる)。」
ナギ「え~、どうすっかな、ガキは苦手なんだが・・まあいっしょにアリカを探してくれるっ、つーんなら・・・。」
概念「なんで私がお前の情婦を探さねばならんのだーっ!!」
ナギ「だってコレ、ハーレム漫画じゃん!?」
・・・ロングショットになって(続く)。
【次回予告】
「ネギま!」最終回を脱稿した赤松スタジオではささやかな打ち上げパーティーが行われていた。
その席で語られる裏話と「ネギま!」をディスった(特に最終回付近)ブロガーへの愚痴の数々。
M「ところで先生、本当はネギくんの正パートナーは誰だったのですか?」
赤「当初は最終的に一番人気のヒロインと結ばれる予定だったんだよなー。そのためのネギプリだし。でもほら、オレって空気の読める漫画家だからさー。」
そこへ慌ててやってきた編集者。
編「先生、大変です!あと1回ありました!」
つづく!
【次々回予告】
前代未聞、15ページまで白紙の原稿が掲載される。16、17ページの見開きで坂道を駆け上がっていくネギの後姿。
ラストページに筆書で「未来は白紙」
ネギの計画(目的は不明)のため、人柱よろしく100年の眠りについたアスナ。しかし30年の寝坊というアスナっぷり。
アスナ「なんで今日に限って起こしてくれなかったのよ!このか!」
一言文句を言ってやろうと電話帳を探したがそこに「近衛」はなかった。法改正で木乃香がせっちゃんのところへ嫁に行ったので埼玉県から「近衛」姓は絶滅していたのだ。
アスナ「こんなことなら寝る前にau解約するんじゃなかったーっ!」
嘆くアスナの前に現れた2人の懐かしい顔・・・。
(今回は扉ページはありません)
アスナ「あ、あなた達は!ちゃおさん!・・エヴァちん!?」
エヴァっぽい人「フッ、懐かしいな、その呼び方。1000兆20万光年振りか・・・。」
超「『光年』は距離の単位ネ。」
エヴァっぽい人「今の私には時間も距離も、ましてや名など無い。私自身が概念。いわば全宇宙の概念的存在。」
超「概念サンは人類滅亡のあと、退屈しのぎに通信教育で習得した時間跳躍魔法で自在に過去と未来を行ったり来たり出来るようになたネ。ワタシの航時機も概念さんに魔力供給してもらてるヨ。」
アスナ「・・それよりアイツは、ネギはどうなっちゃったのよ?・・まさか本当に死んだの!?」
概念「うむ、アイツは・・・造物主と刺し違えた」
ここで5~6ページを費やして語られる真相!
ちゃぶ台を挟んでの朝食で些細なことが発端で開戦する親子対決ッ!!
父親の英国人とは思えない箸捌きに驚嘆するネギ!
ネギをあたかもヌンチャクのように振り回すナギ!
ネギ先生が透けて・・まるで半透明の「ドレス」!このスキルがあれば服などいりませんわ!!・・感化される高音(脱げ暦60余年)。
そしてアイツは勝った!
ナギの肉体を開放した代わりにネギの肉体を奪おうとする造物主の断末魔。申し訳程度に登場したジジイ言葉の少年やら墓所の主やらの霊体みたいなアレをも跳ね返す強靭さ。絶体絶命と思われたその時!
ドス黒い「闇」が造物主の魂を包み込んだ。「究極の理想主義者」「ミスターポジティブ」「造物主さんマジお花畑」と呼ばれたライフメーカーが最も忌み嫌うのが「負の感情」。闇の魔法を極めた主人公のソレが相反するモノを中和しそして浄化したのである。
・・人間に戻り一気に老け込むネギ。数日後に息を引き取ったという。
概念「だがヤツは満足しておった。立派だったぞ、この世界のネギ・スプリングフィールドは」
アスナ「・・『この世界』の?」
超「いや~、実を言うと、ワタシの平行世界移動実験が偶然魔法世界から地球に戻ろうとしていたアスナさんをマグリットポイント付近で巻き込んでシマタネ。今ここはアスナさんが元いた時間軸とは向こう三軒両隣辺りネ。」
アスナ「さっぱり意味がわからないアルよ!」
超「そう怒るな、ちゃんと元に戻すヨ。ただ平行世界移動は最低でも100年・・いや130年は間を開けないと危険・・とコイツが言ってるネ。」
アスナ「その小動物は・・・!」
それはザジが以前、超に渡した小動物だった。
超「小白龍と名付けたネ。渡界機はまだまだ夢のまた夢、平行世界移動は今はまだコイツの恩恵ヨ。」
概念「ワタシでもまだ平行世界移動は出来ない。大したものだな、魔界龍と言うものは。」
超「さあ、まずは130年の時間跳躍が必定、未来か過去、好きな方を選ぶネ。」
アスナ「未来か過去・・って、そりゃあ・・。」
場面変わって麻帆良学園卒業式。
柿崎美砂が卒業証書を受け取り、本来であれば次は神楽坂明日菜の番。だがそこに明日菜はいない。
学園長「か・・
神妙な表情で階段を上ろうとする春日美空。
学園長「かぐらざか明日菜!!」
講堂の入り口に現れたアスナを見つけ、学園長が機転を利かせたのだ。
アスナ「はいっ!!」
美空「ズコーっ!」
さよ「あすなしゃん?」
裕奈「明日菜!」
朝倉「待ってたよ、明日菜」
夕映「明日菜さん」
亜子「明日菜!?」
アキラ「明日菜・・。」
美砂「明日菜」
美空「あ・す・にゃ・・」美空はズッコけたまま床に頭を突き刺して倒立していた。
茶々「声紋、完全に本人と一致」
釘宮「明日菜!」
古菲「見覚えある人アル」
刹那「アスナ・・さん・・(号泣)」
パル「お約束はいいもんだ」
木乃香「あすなーっ!!!」
まき絵「アスナ!」
桜子「明日菜!」
真名「出世払い」
楓「明日菜殿!」
千鶴「あらあら、ウフフ」
双子「あすな~~!」
千雨「神楽坂・・」
葉加瀬「・・ちゃおさん?」
エヴァ「フン、戻って来おったか」
のどか「あすなさん・・」
夏美「明日菜(涙)」
あやか「明日菜さん・・・・・。」
五月 あすなさん!
ザジ「・・・。」
ネギ「アスナさん・・なんで裸なんですか!?」
アスナ「うぇええっ!!?」(辛うじてブラのみ装着)
超「シマタ、アスナの普通の制服ではタイムリープに耐えられなかったネ。」
ネギ「こうなったら・・・ふぇ、ふぇっくし!!」
ネギくん人生最大の武装解除で講堂中の人々の服が吹き飛ぶ。・・・それはあたかも、卒業を祝福する桜吹雪のようであった。
見開きページ。全員全裸で記念撮影。アスナは卒業証書が無いので代わりに残ったブラを空に投げる。(完)
・・・と思ったけど1ページオマケ。
超「アスナを戻してしまってよかたのか?」
概念「ヤツは障害が多いほど悦びを感じるタイプだからな。未来は白紙、ヤルだろう、ワタシの弟子ならば。」
そこへ一人のホームレス風の男が現れ声をかける。
男「あれぇ、お前概念じゃね?」
概念「・・・お前・・・ナギ!?バカな、この時代では世界樹の下で眠ってるハズでは!?」
ナギ「そうそう、オレもお前と同じ概念でさあ。・・ビッグバンとか3回くらい見た。」
超「桁違いネ!」
ナギ「5、6年前?故郷のウェールズを訪ねた時、息子に杖やっちまったんだが、考えてみたらオレ、アレがないと時間跳躍魔法が使えないんだった。でこの有様よぉ。」
概念「・・ということは余っているのだな。来るか、私と共に(と言って手を差し伸べる)。」
ナギ「え~、どうすっかな、ガキは苦手なんだが・・まあいっしょにアリカを探してくれるっ、つーんなら・・・。」
概念「なんで私がお前の情婦を探さねばならんのだーっ!!」
ナギ「だってコレ、ハーレム漫画じゃん!?」
・・・ロングショットになって(続く)。
【次回予告】
「ネギま!」最終回を脱稿した赤松スタジオではささやかな打ち上げパーティーが行われていた。
その席で語られる裏話と「ネギま!」をディスった(特に最終回付近)ブロガーへの愚痴の数々。
M「ところで先生、本当はネギくんの正パートナーは誰だったのですか?」
赤「当初は最終的に一番人気のヒロインと結ばれる予定だったんだよなー。そのためのネギプリだし。でもほら、オレって空気の読める漫画家だからさー。」
そこへ慌ててやってきた編集者。
編「先生、大変です!あと1回ありました!」
つづく!
【次々回予告】
前代未聞、15ページまで白紙の原稿が掲載される。16、17ページの見開きで坂道を駆け上がっていくネギの後姿。
ラストページに筆書で「未来は白紙」
コメント
残り2回でほんの0.01%でもミソライエさんの予想とネタがカブッたら…その時は赤松先生を本気で尊敬します。
あと2回・・・。見ましょう、赤松健の底力!
ってか単行本で修正しても許す。
ってか単行本で修正しても許す。
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