ミソライエ。


 独身(ひとり)というものはいいものだ。現実は半分に、妄想は無限になる。

2017-09

936.美空家式深夜BAKA萌アニメ年間ベスト10(2012)

美空家式深夜BAKAアニメ年間ベスト5の続きですが、今回からタイトルに「萌」が入りました。理由はすべての深夜BAKAアニメを対象にしてしまうと、ジョジョが別格すぎるから。あの原作をほぼ文句が無いレベルでアニメ化されてしまっては、もう脱帽、無意識のうちに敬礼して見送るしかないのです。(春団治)

来年は何が増えるのカナ?(春子)
 
   
 
【2012年】

 今年は2007年以来の豊作だったので、10位まで書きます。
 ちなみにその2007年に2位だった「みなみけ」が再放送されていたので観たのですが、それほどおもしろく感じなかった(特にテンポの悪さが気になった)くらいなので、今年はかなりの傑作揃いだったと言ってもよさそうです。


 1位:これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド

  まさかまさか、この手の作品が1位になる日が来ようとは!「この手の」とは上手く言えないのだが、具体例を5つ挙げるなら、「シャナ」「いつか天魔の黒ウサギ」「C3」・・3つしか思いつかなかった。定義を緩めれば「そらおと」なんかも入るかも知れない。「中ニ病でも」は多分違う。
  「この手の」アニメは基本的には厨ニ的要素が苦手だが、全く見れないというわけでもない。中にはギャグ・ラブコメパートが秀逸な作品もあるが、シリアスパートのシナリオがチープで、肝心の終盤からクライマックスにかけて、いっきにつまらなくなることが多い。
  しかし本作はそもそもシリアスパートがほとんどない。話数が少ない(10話まで)上、続編か映画化を意識してなのかハナシが収束していないので、その点が不満の視聴者も少なくなさそうだが、私にはどうでもいい。むしろそこがいい。ギャグ・ラブコメパート(およびサービスパート)の面白さでお釣りがくる。


 2位:じょしらく

  登場人物が女流落語家という点を除き、これと言った特徴はない。しかも落語に重きを置いた作品でもないので、”ちょっとスパイスの利いた日常系”といった風情だが、単純に面白かった。珍しく何度かリピートして観た。そのせいで「人類は衰退しました」と「パパのいうことを聞きなさい!」が未だに観れていない。


 3位:キルミーベイベー

  私の最も好きなタイプのナンセンスギャグなので明らかに贔屓的高順位。「吹き出すような面白さ」は足りず、10点満点で4点くらいのレベル。それでも「クセになる」オモシロさはあった。


 4位:ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU

  この作品は傑作ではない。毎回切るか見続けるかギリギリの線だった。その点では5位以下の作品にも負ける。それでも高めの順位をつけたのはストーリーの上手さに感心させられたからだ。原作者・畑健ニ郎はこのアニメのために連載を休んでまでオリジナルのネームを書き下ろしたと言う。これで失敗(商業的にも作品の出来でも)していたら「何をしたかったんだかわからない」と叩かれるのが常だが、本作からは畑くんが「何がしたかったのか」わかり過ぎるほどわかった。それが傑作足りえなかったのはアニメスタッフの力不足と言わざるを得ないが、それでも終盤に行くにつれて面白くなる緻密な構成と謎解きには光るものがあった。今期のアニメでは(ジョジョを除き)群を抜いている。「ミルキィ」と「偽」はこの点だけが負けていた。


 5位:探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕

  去年の年末時点での今年の大本命。一期のヒットでスタッフやりたい放題だったのはいいのだが、おかしな方向にいっちゃった感は否めない。とは言え「やっちまった」というほどではなく、十分面白かった。三期があるのなら十分に取り返しがつく。


 6位:偽物語

  一期にあたる「化物語」は3年前の1位。本作も相変わらずの会話劇の面白さとカラフルポップな演出で、カット単位で見るとダントツなんだけど、オチの肩透かし感倍増で順位を下げた。妹たちが主役で旧キャラの出番が少ないのも物足りないが、ガハラさんだけは元気ハツラツで戦慄と萌を同時に味わった。


 7位:えびてん 公立海老栖川高校天悶部

  アニメにも「B級」というのがあるとしたらこの作品は間違いなく、そして今期でもトップクラスのB級アニメ。第一話が星矢のパロディから始まってなかったら間違いなく観ていない。しかし期待の低さとは裏腹に、二話以降も(サービスシーンも含めて)飽きさせずにがんばってくれた。「今回まで」と思いつつ、いつのまにか最終回まで観ていた。10話で終わりなのも潔い。


 8位:中二病でも恋がしたい!

  元中ニ病の後遺症(ゴロゴロ転がるヤツ)を遠の昔に置いてきたオッサンとしては、”おバカな子供たち”の行動が見ていて楽しい作品だったが、後半、「ラブコメ」を通り越して「恋愛モノ」になってしまったので、私の中での順位は3つくらい下がった。そうじゃなきゃ少なくとも「えびてん」には負けない。京アニの作画力と演出は紛れもない超A級。


 9位:ゆるゆり♪♪

  2位の「じょしらく」と同カテゴリとも言える日常系ゆるアニメで、意外とパンチも効いている。どちらが好きかはもう完全に好みの問題。それほど2位~9位にはほとんど差が無かった。


 10位:お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

  2位~9位は僅差だったが、10位は入れ替え戦ギリギリといった感じで、「ひだまりスケッチ×ハニカム」、「貧乏神が!」、「めだかボックス アブノーマル」辺りも候補だった。「ひだまり」は過去三期はいずれも5位以内に入った安心のクォリティだが、四期目ということもあり、悪く言えば代わり映えしない。「貧乏神」は昭和臭のするギャグ作品でつかみは良かったのだが、内容は毎回頭打ちで、中盤で早くも飽きてしまった。「めだか」はジャンプらしさを感じる勢い、破天荒さは好ましいものだったが、着地点が「めだか礼賛」という信者向けなもので、こちとら一見さん(原作はおろか、一期もほとんど観ていない)のカタルシスは満たせず。
 「おにあい」は全く芯の無いハーレムアニメで一言でいえばロクデモナイのだが、スタッフが開き直ったのか萌え要素だけを取り出して煮詰めたような徹底っぷりは評価に値する。これに限らず、今年は”一芸に秀でた”作品を高めに評価した。「じょしらく」だけは例外的に消去法的2位である。



(おまけ)歴代萌アニソンベスト20(深夜とは限らない)

 ①レクイエム(「コレクター・ユイ」ED)
 ②Rainbow(「ARIA The ANIMATION」ED)
 ③君の知らない物語(「化物語」ED)
 ④夏待ち(「ARIA The NATURAL」ED)
 ⑤Summer Vacation(「ラムネ」ED)
 ⑥Zzz(「日常」ED)
 ⑦しちゃいましょう(「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」ED)
 ⑧COSMOS vs ALIEN(「荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ」OP)
 ⑨正解はひとつ!じゃない!!(「探偵オペラ ミルキィホームズ」OP)
 ⑩空耳ケーキ(「あずまんが大王」OP)

 ⑪魔・カ・セ・テ Tonight(「これはゾンビですか?」OP)
 ⑫コネクト(「魔法少女まどか☆マギカ」OP)
 ⑬ムーンライト・ラブ(「ぱにぽにだっしゅ!」ED)
 ⑭シノブ参上!(「ニニンがシノブ伝」OP)
 ⑮STRIKE WITCHES 2 〜笑顔の魔法〜(「ストライクウィッチーズ2」OP)
 ⑯スキップ!(「もえたん」ED)
 ⑰MEMORIA(「Fate/zero」ED)
 ⑱あなたに逢いたくて(「トラブルチョコレート」ED)
 ⑲冒険でしょでしょ?(「涼宮ハルヒの憂鬱」OP)
 ⑳HAPPY☆MATERIAL(「魔法先生ネギま!」OP)

つづく!
 

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

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コメント


あの「ジョジョ」は確かに別ジャンルにせんといかんわなぁ。毎回毎回、声優陣の超ハイテンション絶叫セリフを聞いているだけで鼻血出そうだ。
思わずTVに向かって復唱するから血圧も上がるし(笑)

ガラッ

俺「話は聞かせてもらった!めだかりあんにならないと人類は衰退しゾンビだらけになる!」
原点回帰「な、なんだってー・・・って言うと思っていたのか?」
凛「それは人類から極限進化した超上級者向け作品だからだよ、まずはめだかりあんになろうか、話はそれからだ」
帰「てか信者ってリーダーだけじゃry」
匣「そ、それではよいお年を~・・・」

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■美空春団治
 人呼んで奇跡の逆転ブロガー、無礼講を真に受けた唯一の日本人。
 卯年以外は年賀状を書かないことを誓った過去を若気の至りと知り、十二支全部卯化計画常任理事に就任し幾年月。まさに不惑、不惑でんがな。
 又の名をネコネ々キ。「中井K一の大喜利爆破テヘペロ」第14、32、36~38シリーズMVP受賞。第18、21シリーズ優勝。第23、25シリーズいぶし銀、等。

■美空春子
 仮契約カードの称号は「不眠気味のトリックスター」、美空家で最も夏美の中の人に近いと言われたツッコミエキスパート。
 三つ指をついたときの小指の角度が冬木スペシャルというよりはややストレッチプラム寄りの永遠の13~15歳。
 第六回兇悪の寄席優勝/セリフ替えマスター三代目くらい。

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