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 まだだ、まだ終わら☆ムーよ。

2023-12

1014.「UQ HOLDER! Stage.2」感想

記事のアップが遅くなったのは、「ニッチモ、サッチモ」というダジャレを探していたせい(見つかりませんでした)。



 この記事は週刊少年マガジン平成25年9月18日号掲載「UQ HOLDER! Stage.2」について書いています。
 
   
 今回はページ数のわりにどってことのないハナシだったが、断片的なネタがオモシロかったのでよしとしよう。今後、通常ペース(16ページ?)に戻るとすると、1話完結な話ばかりではなくなるので小ネタは重要になってくる。とゆーか、断片的な面白さが週刊少年マンガの本質とも言える。刀太も徐々にキャラが立ってきた。今のところグダグダではあるが、初対面の相手に「変な人」と言われるくらいにはなった。感想「序」で「主人公がいわゆる『変なヤツ』ではない」と書いたが、早くもリツイートを貰ってしまったようだ。
 ちなみに今回一番オモシロかったネタは9ページ目欄外、雪姫のキャラ紹介の「いいお尻の持ち主」。

 旅の途中(でもないか。目的地肉眼で見えてるし)、流れ者らしく地元の子どもたちと一戦交える刀太。雪姫は子どもエヴァの姿に戻りそれを見守る。子どもたちにはまだ「いいお尻」は早すぎるということか。
 ↑「子どもエヴァの姿に戻り」と書いたが、わたし的には雪姫が年齢詐称薬で子ども姿に扮したわけではないと見ている。刀太に対し不老不死の本質(成長しない)を語った直後だし、なにより容姿が「ネギま!」のエヴァそのものである。「ネギま!」の作中、年齢詐称薬で大人の姿になっても、実際に成長した時の姿と同じとは限らないと語られている。ならば逆もまた真、化けた子どもの姿も実際の幼少時代とは同じとは限らないわけで、もし雪姫の方が現在の正体ならば、この作者は敢えて「ちょっと違う」エヴァを描くことで我々にヒントを与えてくれたハズだ。

 刀太の歌はダメだ。マンガで歌を伝えるのは非常に難しいが、荒木飛呂彦のように「音」を伝えている作家もいる(アニメに書文字が輸入されるなど並大抵のことではない)。刀太が歌うシーンからは残念ながら何も伝わって来なかった。新人マンガ賞なら酷評されかねないレベルだ。ちゃんと止めろ、編集子。 

 刀太の夢はいまいちピンと来ない。今回の「歌」と「ダンディズム」が作品の本質とも思えないので、ひょっとしたら毎回最後に夢(「何かを成し遂げて」の「何か」の部分)が変わっていくというパターンをしばらく続けるのかも知れない。
 「いい感じにオッサンになる」部分は不老不死の代償として潰えてしまったかに見えるが大丈夫、ボーイソプラノのままでもハゲなくても腹など出なくても、小さなダジャレが本当のオヤジなのだから(ニッチモ・アームストロング)。
 

テーマ:UQ HOLDER! - ジャンル:アニメ・コミック

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