1039.美空家式声優オブ・ジ・イヤー(過去編)
昨年末の美空家式深夜アニメなんとかの際、勢いあまって部門賞を書いてしまったら、無性に過去分も書きたくなった。
しかし二年越しの思いも時の過ぎ行くままにブログに対する情熱とともに萎えていったが、年末が近づくにつれてまたゾロむくむくとオレのエッチピストルパトスが首をもたげてきたので、まずは声優部門を書いてみる。
と言っても「過去分」となると「気になった5人」というようなライブなチョイスは難しいので、「主演女優部門」と「助演女優部門」で1名ずつ選ばせて頂く。気が向いたら「男声声優部門」も選ぼう。
例によって至極偏った価値観による美空家フィールドという甘い罠で気分はいつもぐるぐる~なのはご容赦頂きたい。
【2004年】
主) 新谷 良子 <ミルフィーユ・桜葉(ギャラクシーエンジェル 第4期)>
のっけから決して上手い声優ではない新谷良子を選ぶのには勇気が要ったが、「オブ・ジ・イヤー」を冠する以上、上手い声優よりハマった声優を選びたい。新谷良子には理性だけでは抗えない何かがある。それは1/fゆらぎかも知れない。単にヘタウマというやつかも知れない(思い切った)。
助) 能登 麻美子 <塚本八雲(スクールランブル)、アンゴル=モア(ケロロ軍曹)、菊川雪之(舞-HiME)>
美空家式深夜アニメベスト5は録画を始めた【2005年】からだが、記憶を振り絞ってみたところ、HDRがなかった【2004年】も意外と深夜アニメを観ていた。まだ若かったので夜に強かったのだろう。同時にのとまみにハマっていたことも思い出した。いろんな意味で若かったのだろう。
【2005年】
主) 折笠 富美子 <片桐姫子(ぱにぽにだっしゅ!)、松岡美羽(苺ましまろ)>
「ぱにぽに」も「苺」も主人公が曖昧な作品である。映画で言う「主演女優」も「主人公」と言うよりむしろ「ヒロイン」に位置することが多いので、ここでも「ヒロイン」と同等または近い存在なら候補としたい。「ぱにぽに」なら姫子とベッキー(CV:斎藤千和)が双璧だ。千和の印象もかなり強いが、この時点ではまだ、「バカなロリ」と「アホの子女子高生」を同時期に演じ分けた折笠の実力に一歩譲る。だが姫子も美羽も歌うと同じになるのはナイショだ。
助) 生天目 仁美 <南条操(ぱにぽにだっしゅ!)、伊藤伸恵(苺ましまろ)、他>
ツンデレお嬢様の南条と憎みきれないロクデナシの伸ねえもかなり違うキャラだが、他にもUG☆アルティメットガール、灼眼のシャナ、ToHeart2で「物静かな百合」、「おばさん」、「元気なヒロイン」と演じ分けた超・実力派。もっとも多けりゃいいってハナシではなく、「ぱにぽに」での南条と九官鳥の掛け合い(兼役)を一発録りで収録したという話を聞いて、一気に掴まれた。
【2006年】
主) 斎藤 桃子 <ゆうま(錬金3級 まじかる?ぽか~ん)、ちょこ(ちょこッとSister)>
ペドフィリアでスミマセン、押忍!! ・・・黙して語る。
助) 後藤 邑子 <朝比奈みくる(涼宮ハルヒの憂鬱)、山田薫子(くじびき♥アンバランス)、他>
こちらもダントツ、と言うか「比類なき」と形容したくなる怪演でオレの脳と北極の氷を溶かしてくれた。他に乙女はお姉さまに恋してるの一子、ふたご姫のレインなんかもあり。
【2007年】
主) 井上 麻里奈 <南夏奈(みなみけ)、木津千里(さよなら絶望先生)、ヨーコ(天元突破グレンラガン)>
一転してこの年は決定打が無く大いに迷う。「可符香」の藍ぽんはやや及ばず、主演は麻里奈と川澄綾子の一騎打ち。実力派・川澄の「のだめ」も捨てがたかったが、当時の「オレの嫁」補正が利いて麻里奈の判定勝ち。
助) 千葉 紗子 <あやね(ながされて藍蘭島)、速水(みなみけ)>
一方の助演は千葉、「留奈(瀬戸の花嫁)」の野川さくら、「巻(瀬戸の花嫁)」の桑谷夏子という同タイプの三つ巴。結局こちらも「オレの嫁」補正でFA。
また、植田佳奈も高(好)印象だったが、キャラが主演(弥子(ネウロ)、穂波(レンタルマギカ))と助演(咲夜(ハヤテ)、はやて(なのはSS))に割れて割を食った。
なお、この年の男声部門は「ハヤテ」の白石涼子。
【2008年】
主) 福圓 美里 <宮藤芳佳(ストライクウィッチーズ)>
淫獣、世にハジケる!!<>内に1人しかいないと一発屋のようだが、「響ミソラ(流星のロックマン トライブ)」、「金色の闇(To LOVEる -とらぶる-)」もこの年。
助) 斎藤 千和 <ルッキーニ(ストライクウィッチーズ)、藍華(ARIA The ORIGINATION)、ケメコ(ケメコデラックス!)>
ついに来た、当代マイ・フェバ(リット)、斎藤千和が初戴冠。上記の「ロリ」、「ツンデレ」、「クリーチャー」以外にも「俗・さよなら絶望先生」でイロモノ、「ロザリオとバンパイア」で萌え系美少女を演じ分けた。八面六臂とはこのこと。
【2009年】
主: 斎藤 千和 <戦場ヶ原ひたぎ(化物語)、前巻までのあらすじ(懺・さよなら絶望先生)>
八面六臂プラス1、筋肉ドライバーを越えた存在、それが戦場ヶ原ひたぎと言う殺人技。この年は他に(「絶望」のアバンを除いては)目立ったキャラがないが、ひたぎだけでお釣りが来る。
助) 沢城 みゆき <神原駿河(化物語)、トモカネ(GA 芸術科アートデザインクラス)、寮長先生(まりあ†ほりっく)、関内マリア太郎(懺・さよなら絶望先生)>
ツートップここに並び立つ。上記のキャラを見れば多くを語るもヤボ。
男声部門は「阿良々木暦」こと神谷浩史のツッコミ。
【2010年】
主) 三森 すずこ <シャロ(探偵オペラ ミルキィホームズ)>
ペドで以下略。って言うかみもりんに関しては単なるロリではなく、「アホの子属性」が淀みなく発揮されるこのキャラがベストエフォート。”黒いピンク”を継ぐ者でもある。
助) 沢城 みゆき <ペリーヌ(ストライクウィッチーズ2)、マリア(荒川アンダー ザ ブリッジ)、銭形次子(探偵オペラ ミルキィホームズ)>
2年連続受賞ながらバリエーションに「ツンデレお嬢様」、「ドS女」が加わってありがとうございます。この辺りで殿堂入りして頂きましょう。
【2011年】
主) 相沢 舞 <長野原みお(日常)>
その独特の1/fゆらぎの真逆とでも言うべき発声が「日常」のベタを裏ごししたような作風と融合したとき、新たな天変地異を生み出した。相沢舞には副賞として「小型人間発電所」の通り名を贈りたい。昭和の風を感じさせる女なのだ。
助) 福圓 美里 <志熊理科(僕は友達が少ない)>
ストパンの芳佳とは似て非なる、わき道に逸れたような芸風で汚れ声優の本領を発揮(汚れゆーな)。助演は同作品における井口裕香もいい線なのだが、とりあえず思いつく台詞が「うんこ」だったので諦めた。まあ理科で思いつくのも「エクスカリバぁっ!!」とか「ユニバァアーーース!」とかだが。
男声部門は平田広明。
【2012年】
主) 斎藤 千和 <戦場ヶ原ひたぎ(偽物語)>
客観的に見るとニャル子・ひだまり・えびてんで三冠揃った阿澄佳奈こそが主演賞にふさわしいのだが、また3年ぶりとはいえ同一キャラで2度目の受賞というのもどうかとは思ったが、【2009年】は「戦場ヶ原ひたぎ」を演じた斎藤千和の魅力、今回は二次元の壁を越えた「戦場ヶ原ひたぎ」そのものの魅力なのだから仕方がない。と、声優さんに対する最大級の賛辞が出たところでこの人にも殿堂入りして頂こう。
助) 後藤 沙緒里 <暗落亭 苦来(じょしらく)>
この年は井口裕香、金元寿子らが台頭してきたが、助演部門では特に「いぶし銀の魅力」が不可欠。昨年の部門賞でも書いたが、下手な声優だと思っていた後藤(弱)の評価が一変したのは「じょしらく」の落語CDを聴いたからだ。「二次限無」、今でもたまに聞きたくなるのは、久米田康治の創作落語の上手さだけでは語れない。ドラマCDから唯一声優変更がなかっただけの地力はある。しかしハマり役を探すのが難しい。
男声部門は田村睦心。
そして2013へ・・・。
しかし二年越しの思いも時の過ぎ行くままにブログに対する情熱とともに萎えていったが、年末が近づくにつれてまたゾロむくむくと
と言っても「過去分」となると「気になった5人」というようなライブなチョイスは難しいので、「主演女優部門」と「助演女優部門」で1名ずつ選ばせて頂く。気が向いたら「男声声優部門」も選ぼう。
例によって至極偏った価値観による美空家フィールドという甘い罠で気分はいつもぐるぐる~なのはご容赦頂きたい。
【2004年】
主) 新谷 良子 <ミルフィーユ・桜葉(ギャラクシーエンジェル 第4期)>
のっけから決して上手い声優ではない新谷良子を選ぶのには勇気が要ったが、「オブ・ジ・イヤー」を冠する以上、上手い声優よりハマった声優を選びたい。新谷良子には理性だけでは抗えない何かがある。それは1/fゆらぎかも知れない。単にヘタウマというやつかも知れない(思い切った)。
助) 能登 麻美子 <塚本八雲(スクールランブル)、アンゴル=モア(ケロロ軍曹)、菊川雪之(舞-HiME)>
美空家式深夜アニメベスト5は録画を始めた【2005年】からだが、記憶を振り絞ってみたところ、HDRがなかった【2004年】も意外と深夜アニメを観ていた。まだ若かったので夜に強かったのだろう。同時にのとまみにハマっていたことも思い出した。いろんな意味で若かったのだろう。
【2005年】
主) 折笠 富美子 <片桐姫子(ぱにぽにだっしゅ!)、松岡美羽(苺ましまろ)>
「ぱにぽに」も「苺」も主人公が曖昧な作品である。映画で言う「主演女優」も「主人公」と言うよりむしろ「ヒロイン」に位置することが多いので、ここでも「ヒロイン」と同等または近い存在なら候補としたい。「ぱにぽに」なら姫子とベッキー(CV:斎藤千和)が双璧だ。千和の印象もかなり強いが、この時点ではまだ、「バカなロリ」と「アホの子女子高生」を同時期に演じ分けた折笠の実力に一歩譲る。だが姫子も美羽も歌うと同じになるのはナイショだ。
助) 生天目 仁美 <南条操(ぱにぽにだっしゅ!)、伊藤伸恵(苺ましまろ)、他>
ツンデレお嬢様の南条と憎みきれないロクデナシの伸ねえもかなり違うキャラだが、他にもUG☆アルティメットガール、灼眼のシャナ、ToHeart2で「物静かな百合」、「おばさん」、「元気なヒロイン」と演じ分けた超・実力派。もっとも多けりゃいいってハナシではなく、「ぱにぽに」での南条と九官鳥の掛け合い(兼役)を一発録りで収録したという話を聞いて、一気に掴まれた。
【2006年】
主) 斎藤 桃子 <ゆうま(錬金3級 まじかる?ぽか~ん)、ちょこ(ちょこッとSister)>
ペドフィリアでスミマセン、押忍!! ・・・黙して語る。
助) 後藤 邑子 <朝比奈みくる(涼宮ハルヒの憂鬱)、山田薫子(くじびき♥アンバランス)、他>
こちらもダントツ、と言うか「比類なき」と形容したくなる怪演でオレの脳と北極の氷を溶かしてくれた。他に乙女はお姉さまに恋してるの一子、ふたご姫のレインなんかもあり。
【2007年】
主) 井上 麻里奈 <南夏奈(みなみけ)、木津千里(さよなら絶望先生)、ヨーコ(天元突破グレンラガン)>
一転してこの年は決定打が無く大いに迷う。「可符香」の藍ぽんはやや及ばず、主演は麻里奈と川澄綾子の一騎打ち。実力派・川澄の「のだめ」も捨てがたかったが、当時の「オレの嫁」補正が利いて麻里奈の判定勝ち。
助) 千葉 紗子 <あやね(ながされて藍蘭島)、速水(みなみけ)>
一方の助演は千葉、「留奈(瀬戸の花嫁)」の野川さくら、「巻(瀬戸の花嫁)」の桑谷夏子という同タイプの三つ巴。結局こちらも「オレの嫁」補正でFA。
また、植田佳奈も高(好)印象だったが、キャラが主演(弥子(ネウロ)、穂波(レンタルマギカ))と助演(咲夜(ハヤテ)、はやて(なのはSS))に割れて割を食った。
なお、この年の男声部門は「ハヤテ」の白石涼子。
【2008年】
主) 福圓 美里 <宮藤芳佳(ストライクウィッチーズ)>
淫獣、世にハジケる!!<>内に1人しかいないと一発屋のようだが、「響ミソラ(流星のロックマン トライブ)」、「金色の闇(To LOVEる -とらぶる-)」もこの年。
助) 斎藤 千和 <ルッキーニ(ストライクウィッチーズ)、藍華(ARIA The ORIGINATION)、ケメコ(ケメコデラックス!)>
ついに来た、当代マイ・フェバ(リット)、斎藤千和が初戴冠。上記の「ロリ」、「ツンデレ」、「クリーチャー」以外にも「俗・さよなら絶望先生」でイロモノ、「ロザリオとバンパイア」で萌え系美少女を演じ分けた。八面六臂とはこのこと。
【2009年】
主: 斎藤 千和 <戦場ヶ原ひたぎ(化物語)、前巻までのあらすじ(懺・さよなら絶望先生)>
八面六臂プラス1、筋肉ドライバーを越えた存在、それが戦場ヶ原ひたぎと言う殺人技。この年は他に(「絶望」のアバンを除いては)目立ったキャラがないが、ひたぎだけでお釣りが来る。
助) 沢城 みゆき <神原駿河(化物語)、トモカネ(GA 芸術科アートデザインクラス)、寮長先生(まりあ†ほりっく)、関内マリア太郎(懺・さよなら絶望先生)>
ツートップここに並び立つ。上記のキャラを見れば多くを語るもヤボ。
男声部門は「阿良々木暦」こと神谷浩史のツッコミ。
【2010年】
主) 三森 すずこ <シャロ(探偵オペラ ミルキィホームズ)>
ペドで以下略。って言うかみもりんに関しては単なるロリではなく、「アホの子属性」が淀みなく発揮されるこのキャラがベストエフォート。”黒いピンク”を継ぐ者でもある。
助) 沢城 みゆき <ペリーヌ(ストライクウィッチーズ2)、マリア(荒川アンダー ザ ブリッジ)、銭形次子(探偵オペラ ミルキィホームズ)>
2年連続受賞ながらバリエーションに「ツンデレお嬢様」、「ドS女」が加わってありがとうございます。この辺りで殿堂入りして頂きましょう。
【2011年】
主) 相沢 舞 <長野原みお(日常)>
その独特の1/fゆらぎの真逆とでも言うべき発声が「日常」のベタを裏ごししたような作風と融合したとき、新たな天変地異を生み出した。相沢舞には副賞として「小型人間発電所」の通り名を贈りたい。昭和の風を感じさせる女なのだ。
助) 福圓 美里 <志熊理科(僕は友達が少ない)>
ストパンの芳佳とは似て非なる、わき道に逸れたような芸風で汚れ声優の本領を発揮(汚れゆーな)。助演は同作品における井口裕香もいい線なのだが、とりあえず思いつく台詞が「うんこ」だったので諦めた。まあ理科で思いつくのも「エクスカリバぁっ!!」とか「ユニバァアーーース!」とかだが。
男声部門は平田広明。
【2012年】
主) 斎藤 千和 <戦場ヶ原ひたぎ(偽物語)>
客観的に見るとニャル子・ひだまり・えびてんで三冠揃った阿澄佳奈こそが主演賞にふさわしいのだが、また3年ぶりとはいえ同一キャラで2度目の受賞というのもどうかとは思ったが、【2009年】は「戦場ヶ原ひたぎ」を演じた斎藤千和の魅力、今回は二次元の壁を越えた「戦場ヶ原ひたぎ」そのものの魅力なのだから仕方がない。と、声優さんに対する最大級の賛辞が出たところでこの人にも殿堂入りして頂こう。
助) 後藤 沙緒里 <暗落亭 苦来(じょしらく)>
この年は井口裕香、金元寿子らが台頭してきたが、助演部門では特に「いぶし銀の魅力」が不可欠。昨年の部門賞でも書いたが、下手な声優だと思っていた後藤(弱)の評価が一変したのは「じょしらく」の落語CDを聴いたからだ。「二次限無」、今でもたまに聞きたくなるのは、久米田康治の創作落語の上手さだけでは語れない。ドラマCDから唯一声優変更がなかっただけの地力はある。しかしハマり役を探すのが難しい。
男声部門は田村睦心。
そして2013へ・・・。
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