127.メイキング・オブ・かんたん作画
本日はプレ”ゆーな誕生日”企画を考えていましたが、天候の都合で中止となりました。
穴埋めに特別番組「メイキング・オブ・かんたん作画」をお送りします。
画像が多いので続きから。How Toとかノウハウ的なアレではありません。ぷちドキュメンタリーですよ。
作画工程を見るのはそれなりに楽しいかも知れない。少なくとも見せるのは結構楽しい。
「何をいきなり!?」と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけこの記事は穴埋め用のストック記事の一つです。いわゆる代原です。これを見てしまったアナタ、美空家の勝利を祈ってやってクダサイ。
1.下絵の作成
かんたん作画と言えども下絵は描きます。私的には下絵無しでは千雨の誕生日絵が限界です。ちなみにノートの罫線は縦に使った方が形がとりやすいです。(ノートは無印良品のB5を使用。罫線が薄くて余白が無いのがミソ。)
2.下絵のスキャン
スキャナにてグレースケールで取り込み、かんたん作画では300dpiで十分と思いますが、今回はバニーもいっしょに取り込んだので600dpiです。

こんな感じ(縮小してありますがそれ以外は無加工状態です)。下の立ち絵は途中で放棄したのでテキトーな感じになってます。
3.ペン入れ
画像をフルカラーに変換、レイヤを追加してから茶(肌色の輪郭)か黒(それ以外の部分)のペンで輪郭線を描きます。パーツごとにレイヤを分けることもあります。はみ出した線を消すのに便利なのです。(ソフトはPaintShopPro6.0。結構古いです。)
かんたん作画では輪郭線が肝。あぼしまこさんの描く「ネギま!?」のスカ絵は筆で描いたような輪郭線で特徴的ですが、ひとつの理想はあんな感じ。

輪郭線が出来たら下絵レイヤは削除。透明の場合に背景が市松模様になるのはこのソフトの仕様です。

4.かんたん彩色
背景にレイヤを追加し、白で塗りつぶします。かんたん彩色では色を薄く塗るので白バックが必須です。

輪郭線と背景の間にレイヤを追加し、このレイヤに色を付けます。私の場合は常に輪郭線が手前の状態で塗ります。ペンの不透明度をぐんと下げてうっすらと。かんたん彩色では盛大にはみ出すので、色毎にレイヤを追加して塗ります。この点はアニメ塗りの方が楽です。

はみ出したところを消しゴムで消して完成です。はみ出しを残すのも味です。

穴埋めに特別番組「メイキング・オブ・かんたん作画」をお送りします。
画像が多いので続きから。How Toとかノウハウ的なアレではありません。ぷちドキュメンタリーですよ。
作画工程を見るのはそれなりに楽しいかも知れない。少なくとも見せるのは結構楽しい。
「何をいきなり!?」と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけこの記事は穴埋め用のストック記事の一つです。いわゆる代原です。これを見てしまったアナタ、美空家の勝利を祈ってやってクダサイ。
1.下絵の作成
かんたん作画と言えども下絵は描きます。私的には下絵無しでは千雨の誕生日絵が限界です。ちなみにノートの罫線は縦に使った方が形がとりやすいです。(ノートは無印良品のB5を使用。罫線が薄くて余白が無いのがミソ。)
2.下絵のスキャン
スキャナにてグレースケールで取り込み、かんたん作画では300dpiで十分と思いますが、今回はバニーもいっしょに取り込んだので600dpiです。

こんな感じ(縮小してありますがそれ以外は無加工状態です)。下の立ち絵は途中で放棄したのでテキトーな感じになってます。
3.ペン入れ
画像をフルカラーに変換、レイヤを追加してから茶(肌色の輪郭)か黒(それ以外の部分)のペンで輪郭線を描きます。パーツごとにレイヤを分けることもあります。はみ出した線を消すのに便利なのです。(ソフトはPaintShopPro6.0。結構古いです。)
かんたん作画では輪郭線が肝。あぼしまこさんの描く「ネギま!?」のスカ絵は筆で描いたような輪郭線で特徴的ですが、ひとつの理想はあんな感じ。

輪郭線が出来たら下絵レイヤは削除。透明の場合に背景が市松模様になるのはこのソフトの仕様です。

4.かんたん彩色
背景にレイヤを追加し、白で塗りつぶします。かんたん彩色では色を薄く塗るので白バックが必須です。

輪郭線と背景の間にレイヤを追加し、このレイヤに色を付けます。私の場合は常に輪郭線が手前の状態で塗ります。ペンの不透明度をぐんと下げてうっすらと。かんたん彩色では盛大にはみ出すので、色毎にレイヤを追加して塗ります。この点はアニメ塗りの方が楽です。

はみ出したところを消しゴムで消して完成です。はみ出しを残すのも味です。

コメント
なるほど・・勉強になります
春団治かく語りき(7)
ペン入れまでアナログ、カラーのみデジタルで仕上げるプロもいるので、塗り絵はそれに近いかも。スキャンする際に高解像度で取り込み、明るさとコントラストを調整して(ゴミを飛ばして)輪郭線がそのまま使えるようにするわけですが、塗り絵の場合は下から塗るためにはトーンの部分をいかに切り抜くかが問題。ここでペンタブが威力を発揮します。裏技として「アナログ段階で線画を作っておく」という手も。トレペで輪郭をなぞるとか白のポスターカラーであらかじめ要らない部分を塗りつぶすという手作業ですが、私はどっちもやったことがあります。が、お勧めはできません。それぞれ別のテクニックが要るので・・・。
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下絵がまだ描けないので塗り絵に応用させていただきます。
下絵で肝心なのは「ノートは無印良品」ですね。φ(。。)
ペンタブも「無印良品」で売ってますか?